リニモの駅放送と期待しすぎた終電
今回は地元を走るリニアモーターカー(リニモ)のことについて話そうかと思います。
はなみずき通駅 放送集(?) / Announcements at Hanamizuki-zori station
この放送は実際にリニモの駅で流れている放送なのですが、
この動画を見て何も違和感を感じないと思ったらブラウザバックor記事を最初から見返すことを推奨します。
先ほど聞いていただいた放送…
「この電車は八草方面行きです」
と言っているはずです。
路線図を見てもらえればわかるのですが、八草が終点なんですよね。
藤が丘行きが藤が丘行きとアナウンスしてるんだから、八草行きも八草行きと案内すればいいじゃないかと思った方。勘が鋭い。
実は「八草行き」と案内している駅もあるのです。
放送設備の更新途中ではなく、ある駅を境に変わるのです。
ではその境目となる駅はどこなのか…
路線の真ん中の駅ということで芸大通駅…ではなく愛・地球博記念公園駅。
この駅を境に八草へ向かう列車は八草行き、藤が丘へ向かう列車は藤が丘駅行きと案内されるのです。
それよりも前の駅(八草行き:藤が丘~公園西・藤が丘行き:八草・陶磁資料館南)では八草方面行き・藤が丘方面行きとアナウンスされるのです。
ここである一つの説が生まれました。
最終列車(記念公園行き)の放送パーツ存在しない説
実は途中駅どまりのリニモってないかと思われがちなのですが最終の1本だけ車庫への入庫*1を兼ねているため記念公園どまりとなっているのです。
記念公園駅を境に放送が変わるということは最終列車が絡んでいるのではないかと思ったわけですよ。
と…あらゆる点からこの説にたどり着いたわけですが、実際はどうなのでしょうか…
1月某日。諸事情で帰るのが遅れ運よく?リニモの最終に乗る機会があったのです。
(残念ながらこの時はカメラも携帯もモバブも充電切れだったのでとることが出来ませんでした)
駅の放送が流れるのは入線、到着、停車中、発車の計4回*2。
肉声が被ることは基本的にないのでそこは一安心ですが、とは言えど行先を案内するのは停車中の一回きり…流れるかドキドキします。
(放送を被らせている人なんて見たことないので被せてはいけないと定められているのでしょう…多分)
さて記録するものがないので早速結論を申し上げると…
予想通り「八草方面行き」と案内していました。
ど゛う゛し゛て゛な゛ん゛だ゛よ゛お゛お゛ぉ゛お゛!゛!゛!゛
八草に行かない八草方面行き………………どこぞの赤い電車ですか()
だから同じ人がアナウンスをしていたんですね(絶対違う)
なんやかんやで最寄り駅で下車。今回はやむを得ない形で乗ることになったのですが、
睡眠時間を削ってまで乗りたいかと言われると…微妙
謎に包まれていた割には普段と何ら変わらないという嬉しくもない結果に。
後日、自分はある憶測を立てました。
万博終了後の駅名が定かになっていなかったから八草方面行きと濁したのではないか*3。
しかし当時の資料なんて探せばすぐ見つかる時代。
インターネット上にあった当時の記録を確認したところ、
「万博会場」・「万博八草行き」・「万博八草方面行き」が存在していることが判明。
さらに当時は藤が丘ー万博会場、万博八草ー万博会場のピストン運行が行われており、運よくその時の映像が確認できたので見てみたところ、「万博八草方面行き」とアナウンス。
謎は深まるばかり。
もしこの件について知っていることがありましたら、お教えくださるとありがたいです。
それでは。