暇ですね。
無線通信機器をピコピコプラネッツするのも如何なものかと思い、久々に金沢文庫本を読みました。
とは言っても、我がみくりやハウスにろくな本はないんですけどね。
本棚の大半は西村京太郎ミステリーや池井戸潤作品とかで埋め尽くされています。
え?漫画?年相応の本?
そんなもの有馬温泉。
テキトーに本棚からテキトーに小説を選んで七尾百合子のごとく読んでいたら、最後の方に大回り乗車と呼ばれる特定エリア内の特例を使って遠回り乗車するというオタク御用達の遊びのモデルプランがあったんですよ。
房総半島一周などと言った比較的簡易的な√が記載されてましたが、その中に異彩を放っている√が。
神田→御茶ノ水→新宿→田端→秋葉原→西船橋→新松戸→南浦和→赤羽→武蔵浦和→府中本町→尻手→浜川崎→安善→鶴見→川崎→品川→西大井→茅ヶ崎→八王子→大宮→高崎→小山→友部→成田→成東→蘇我→市川塩浜→東京
総移動距離はおよそ800km。
しかし、この√を見てこのオタクは思った。
「あれ?これって成立しないよね」
時間的に成立できないのではないのです。
規則的に無理なのですー(TOKUGAWA FESTIVAL)
※ここからはJR東日本の首都圏路線図を手元に用意してください。
最初から辿っていくと面倒なので武蔵浦和から上記の√と同じように茅ヶ崎駅まで行こうとしましょう。
その区間を路線図上でなぞってみてください。武蔵小杉駅で交差するはずです。
ここで大回り乗車のルールとして同じ駅を2度通ってはいけないというものがあります。とは言ってもこの本に記載されている近郊区間は韮崎まで*1だったり、羽沢横浜国大駅が開業していなかったり、子供の初乗り運賃がまだ60円だったりとそこそこデータが古い。
また、SSLと横須賀線が武蔵ヒーハーに乗り入れたのもここ最近の話だから昔は成り立ったのかなと思い、初版発行を見てみると…
2011年7月 第一版発行
パタン*2。